保存不可能な歯を抜歯して全顎的な咬み合わせを改善した症例|人形町ハルタ歯科

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医療法人社団春英会

保存不可能な歯を抜歯して全顎的な咬み合わせを改善した症例

保存不可能な歯を抜歯して全顎的な咬み合わせを改善した症例

初診時の状態

こちらの患者さまは、左下が噛めないとの主訴で来院されました。

診査・診断の結果、全体的に咬合状態が悪くなっていることが分かりました。患者さまと相談し、保存不可能な歯を抜歯後、インプラントなどによって上下の咬合状態を改善する計画を立てました。

抜歯即時インプラントの実施

インプラントの埋入

保存不可能な歯を抜歯した後、即時にインプラントを埋入しました。抜歯部分は骨量の減少も著しかったため、歯周組織の再生を促進するPRP(多血小板血漿)を同時に行いました。

FGG(遊離歯肉移植術)の実施

抜歯・FGG(遊離歯肉移植術)の実施

インプラントと顎の骨がしっかり結合した後、インプラント周囲の歯肉を保護し、清掃性やメンテナンス性を高めるためにFGG(遊離歯肉移植術)を行いました。この処置により、長期的に安定したインプラント周囲環境を維持しやすくなります。

インプラント埋入前後のCT画像の比較

インプラント埋入前後のCT画像の比較

PRP(多血小板血漿)によって、かなりの骨が再生していることが分かります。

上部構造の装着・治療完了

上部構造の装着・治療完了

上部構造の装着・治療完了

完成した上部構造を装着し、最終的な咬み合わせを調整して治療完了となりました。

性別・年齢 70代 女性
治療期間 10ヵ月
来院回数 24回
治療費 2,849,000円(税込)
リスク・注意点 ・上部構造が割れる可能性があります。
・汚れが溜まるとインプラント周囲の骨吸収が起こる可能性があります。
・3ヵ月に一度のメンテナンスが必要です。
・噛む力のコントロールが必要です。

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この症例の担当者のご紹介

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